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MOTHER\パンくずは外に撒け
MOTHER\パンくずは外に撒け

ボクは小さい頃からゲームっ子だったけど、
同居人はテレビゲームをあまりしたことがなかった。
今では結構ゲームをするようになったが、これは同居人が初めてRPGをした時の話。
プレイしていたそのRPGの名前は、ファミコンのMOTHER。
ボクは以前クリアしたことがあったので
戦闘したりイベントをこなしたりしている様子を同居人の隣に座り、
テレビ画面に映る赤い帽子の少年の冒険を懐かしく思いながら見ていた。

しかしそこでふと、気になる行動をしていることに気が付いた。
パンくずを家の外に撒いているのである。



MOTHERをプレイしたことがない人のために『パンくず』というアイテムについて説明しておく。
『パン』をそのまま食べればただの回復アイテムなのだが、
食べずに『つかう』とパンをちぎって撒きながら歩き始め、アイテム名も『パンくず』になる。
その後はどんなに冒険したとしても『パンくず』を使いさえすれば、
撒き始めた地点まで一瞬にして戻ることができる。そんな便利アイテムのひとつなのだ。
(地面に落ちているパンくずをたどることで元の場所に戻ることができるという設定だが
 画面上のフィールドにはパンくずは表示されない。単にアイテム名が変わるだけ。)

話を戻そう。
MOTHERは主人公の家に帰れば宿代がタダ。しかも家の中でセーブもできるため、
ボクはいつも家のリビングにあるセーブポイントの前でパンくずを撒いていた。
しかし同居人はわざわざ家の外に出てから玄関先で撒いている。
何故そんな面倒くさいことをしてるのかが気にかかり、理由を聞いてみた。

ボク
「あのさーちょっと聞きたいんだけど、なんでパンくず外に撒くの?
「家の中のセーブポイントで撒いた方が早いじゃんよ。
同居人
「ん?・・・あ、そうかwそういや部屋の中に撒いた方が効率いいねー。
「なんかさー家の中で撒くと床が散らかるだろうし、
「パンくずだから屋外に撒くモンだと勝手に思ってたよー。あははw

・・・もうね、びっくりした。
驚きと共に、自分がゲームの世界から擦れていたことを実感してしまった瞬間だった。
プレイしてる時はどっぷりとその世界観に酔いしれていたつもりだったが、
「あのシーンはこの演出のための布石だったのか」とか
「この戦闘システムは・・・」とか、そんなことを考えてゲームをしていた。
決して悪いことではないと思うが、同居人はソレを考えていなかった。
そのことに驚いたのだ。

大好きなモノだからこそ詳しく知りたくなり、だからこそたくさんこなしてきたはずなのに、
それが感覚を鈍くさせる要因になっていたなんて。
だんだんスペックが進化していき、グラフィックが綺麗になってきたゲームをやってきたから
物事を想像する力が失われていった、なんて安直なことは言いたくないが、
同居人にはあるはずの何かがボクには薄れていた。

余計な知識の贅肉が付くと物事を純粋に楽しめなくなる危険性を孕んでいる。
食べ物もそう、映画だってそう、なんだってそう。
海原雄山は夜店の焼きそばに舌鼓を打ったりできないだろうし、
野球が好きだからこそ、一生懸命素振りをしてきた松井は甲子園で敬遠され続け、
結果、バットを振る機会がなくなったのも・・・って書こうとしたんだけど、
うん、これはちょっと違うな。うまいこと書こうとしたけど例え話失敗。

彼女が観ていたものは、画面上に表示されない我が家までのパンくずの道。
ボクが見ていたものは、RPGをクリアするという作業上の効率化への道。

小学生の頃のボクは当たり前のようにできていた。
パッケージや説明書に描いてあるイラストをドット絵に重ね合わせ、
チープなグラフィックの画面を見ながら、同時に頭の中で巻き起こるそんな世界を。
そこでは火を吐くドラゴンや小山ほどの大男と死闘を繰り広げ、
眼下に広がる景色に柔らかな気持ちになったり
荒れ狂う海を股に駆けたりしながら、確かに冒険をしていた。
学校が終わったら毎日毎日。当たり前のように。

想像力というものは確実に人生を豊かにしてくれると思う。
ゲームの世界にどっぷり浸るそんな力は捨てて来ていないつもりだったが
いつの間にかボクはうっかり、その気持ちをほんの少し置き忘れてました。
これからはテレビゲームという娯楽を、
洞察力と想像力の両面からただただ純粋に楽しもうと思った、そんな一日でした。

・・・っていう『構え』が一番ダメなんだよな。たぶん。




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ゲーム雑記 | 12 : 52 : 50 | com 5 | tb 0 | ソーシャルブックマークに追加する
このエントリーへのコメント
感動的な話ですね。
俺も効率だけ考えてゲームをやるので、考え直してみようかと思いました。
2007 _ 01 _ 20 _ Sat 23 : 00 : 57 | URL | stk [ 編集 ]
なんだか、涙がでてきました。
いつしかゲームをプレイするということが苦痛になってきた僕がもう一度やってみようかなと思いました。
2007 _ 01 _ 27 _ Sat 14 : 34 : 10 | URL | すいぎん [ 編集 ]
>>stkさん
感動的な話かどうか自分では分からないけれど、
言葉通り、この話がstkさんの琴線に触れ、何かを感じとって心を動かし
ゲームの楽しさとは何なのか?という再確認のきっかけになれたとしたら幸いです。
幸いです。どころじゃなくて、とてつもなく嬉しいな。

>>すいぎんさん
ボクもゲームをやっていると、たまに義務感で苦痛になるときがあります。
アイテムやイベントのコンプリートとかノーミスクリアとかね。
うわああああエリクサー使いたいけど使いたくない!とかね。
それもひとつの楽しみ方と思うんだけど、そんな欲望から主人公を開放させてあげて
一生に一度の大冒険を自由にさせてあげたいな。と最近考えるようになりました。
ピクミン死んじゃった時は別ですけど。
2007 _ 01 _ 28 _ Sun 00 : 17 : 47 | URL | エルマー@管理人 [ 編集 ]
この文章には私も頭をガツンとやられた気分だ。
まさか筆者の同居人が女で筆者は同棲をしていたとは、ある程度読み進めるまで寮生活の私には思いもしなかった事実だ。
物事を想像する力が失われていった、なんて安直なことは言いたくないが、
筆者にはあるはずの何かが私には薄れていた。
2007 _ 01 _ 28 _ Sun 20 : 11 : 42 | URL | 名無しさん [ 編集 ]
>>名無しさん
このコメントには私も頭をガツンとやられた気分だ。
想像力の選択肢を増やすと同居人は男で、筆者はウホッ!ということも考えられます。そういえばこの前寝ている時、いきなり彼が覆いかぶ
(省略されました 続きを読むにはデリシャスデリシャスと書き込んでください)
2007 _ 02 _ 08 _ Thu 22 : 45 : 04 | URL | エルマー@管理人 [ 編集 ]
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